愛生会病院


1: 海江田三郎 ★ 2015/07/06(月) 12:03:00.76 ID:???.net

 7月5日付本連載記事『悪質システム開発会社に気をつけろ!要求機能を満たさず逆に負荷増、開き直り高額請求』において、
悪質なシステム開発会社に騙され、高額な契約を結んだ挙げ句に、期待したシステムが納品されず改修にも応じてもらえないという
被害に遭った企業を紹介した。今回紹介する企業も、自社ウェブサイトのリニューアルを依頼したウェブ制作会社が悪質で、大きな被害を被っている。

 A社は、個人向けのスクール運営を手掛けている。代表のB氏は、自社公式ウェブサイトのデザインに対するこだわりが強く、
使用写真は自ら撮影・選定し、考え抜いたデザインで構築していた。
 A社がウェブサイトに使用していたサーバーが廃棄されることになったが、A社はちょうどウェブサイトのリニューアルを検討していたため、
以前サイト内の一部ページのデザインを発注し、仕事ぶりの良かったエレファント・コミュニケーションズに制作を打診した。
 初回の打ち合わせ時、A社側の「高いクオリティとセンス、スピードを望む」という要求に対し、
エレファント担当者は「当社の立ち位置は業界で上の中くらい」と自信を示し、期待を抱かせた。
そして「サーバーが廃棄される2015年4月末までに新サイトを完成させたい」とA社は納期を示し、契約を結んだ。
 A社としても今回のリニューアルに力を入れていたため、素材となる写真データはすべてエレファントと共有し、
完成形のイメージも詳細に伝え、写真を生かせるデザイン構成となるよう打ち合わせを進めていった。
 しかしエレファントは、打ち合わせを進めるうちに担当デザイナーを勝手に入れ替え、A社の希望するイメージが反映されない状態が続いた。
エレファント側からデザイン案がいくつか提示されたものの、どれもA社の希望するイメージとは程遠かった。
とはいえ、デザインのイメージには主観も影響するものであるため、A社側は口頭の説明では伝わる限界があると判断し、
実際に写真とバナー、ボタンの配置イメージなどもデータに起こして渡した。
 しかし、そこまでA社側で準備をしていたにもかかわらず、納品されたデータは当初伝えていたイメージとはまったく違う仕上がりになっていた。
例えば、透過したデザインとなっていた部分が黒く塗りつぶされていたり、写真のコントラストが異なっていたり、明らかに不自然な修正が施されていたのだ。


さすがにA社は納得がいかず、エレファント代表者のK氏にオフィスに来て説明するよう求めた。
その時点で、納期としていた4月末はおよそ一週間後に迫っており、このままではサーバーの廃棄と共に
A社のウェブサイトが消滅してしまう事態にもかかわらず、トップページさえ完成していないのだ。
 K氏は、「多忙のため、伺えるのは2日後になる」と返答し、その時点では「確かにこのデザインはあり得ない」と非を認めていた。
 そして2日後、A社は普段11時始業だが、K氏の都合に合わせて社員全員が9時に揃って来訪を待った。
しかし、K氏は直前になって「自分は行けない」とキャンセルし、当日A社を訪れたのはディレクターとデザイン部門を統括しているデザイナーであった。
 応対したB氏は怒り心頭で、これまでの経緯を説明すると、デザイナーは低姿勢に「ウチが100%悪いです」と謝罪したが、
ディレクターは違っていた。B氏の指摘に対して「責任者が不在でも私が対応できます」「デザインに関しても、言われた通りにやりました」
などと言い開きをし、さらには「デザイナーもがんばった」などと悪びれる様子はなかった。
 B氏は憤り、こう指摘した。
「リニューアルといっても、写真を入れ替えてバナーを取り付ける程度だった。
ウェブサイトのメニュー構成やコンテンツ自体は、もともとあったものをそのまま踏襲するだけなので、それほど高いレベルを要求しているのではない」
「『自分たちのレベルは上の中だ』という言葉を信じて依頼したのに騙された。顧客の要望も聴けず、
自分たちの都合を押し付けるような姿勢とこの仕上がりは上の中とはいえない」
 エレファントに一任してきた経緯や、スケジュールも迫っていることから、他社に今から発注することはできない。
エレファントにはディレクターは2名しかいないとのことだったので、「今後はディレクターを介さず、
来訪したデザイナーと直接やりとりして進める」という方針を決めて、その場の話し合いは終了した

2: 海江田三郎 ★ 2015/07/06(月) 12:03:09.01 ID:???.net
しかし、その後事態は急変する。K氏から、次のようなメールが送られてきた。 
「B氏は、当社を著しく侮辱する発言を行った」 
「今回のウェブサイトリニューアルの仕事からは一切手を引く」 
「サーバーは空の状態に戻す」 

そして即日、それまで進めていた新しいウェブサイトのデザインをすべて抹消した。 
 このままでは、ウェブサイトが旧サーバーと共に廃棄されてしまう。 
A社関係者は慌ててエレファントへ連絡を取ろうとするも、 
エレファントはA社からの電話を一切受け付けず、メールベースでのやりとりを要求した。 

 A社はメールにて、いかにこのリニューアルプロジェクトに思い入れを持っているか、 
それが今後のビジネス展開に大きな影響を与えるものかを説明したうえで、数々の侮辱を受けたのはA社であり、それに対する謝罪を求めると伝えた 
 その後、エレファントからA社に送られてきたメールには、「作業再開を希望するなら全額を入金せよ」と書かれていた。 
もともと入金についてはいつでも構わないと言われていたため、A社は唐突な請求に困惑した。 
説明を求めてエレファントにメールで問い合わせても、「サイト制作に関係ない質問には答えない」 
「入金確認後に作業を開始する」と返答し、それ以後エレファントからの連絡は途絶えた。 
 サイトリニューアルオープンとしていた時期は過ぎ、現時点においてもA社のウェブサイトは依然として閲覧できない。 

 A社では、手元に残っていたデータを不眠不休でかき集め、なんとか公式ブログで閲覧できるようにするところまでは至ったものの、 
当初予定していた新規の事業展開を一時休止せざるを得ず、多大な負担と機会損失を被っている。 
 B氏は、予想だにしていなかった展開にあきれ、このように語る。 
「エレファントとK氏がやっているのは恫喝と同じです。こんなことが平然とまかり通り、かつ許されてはならない」

システム制作会社の「やるやる詐欺」 
 社内システムやウェブサイトの制作、リニューアルといったシステム開発受託ビジネスにおいては、仕様提示や意志決定に当たって 
顧客と事業者双方が協力して仕事を進める義務がある。 
 しかし、今回のケースのように、事業者から提示・説明された内容を信頼し、 
期待を持って発注した顧客に対して、次のような対応を行うのは、協力義務違反および債務不履行、また強要罪の疑義があると考えられる。 

・受託しておきながら、途中で投げ出す 
・後から「全部できるとは言っていない」と開き直る 
・投げ出しておきながら、「お金を払わないと復旧しない」と恫喝する 
 システム開発会社の経営者自身が率先してそのような行為を行うことは、 
システム開発業界全体に対する信用棄損にもつながる事態といえる。 
もちろん、あなた自身やあなたの会社も、いつこのような不誠実な会社にひっかかってしまうとも限らない。重々留意いただきたい。 
 A社からの告発を受け、エレファントとK氏に取材を試みたが、期日までに返答を得ることはできなかった。 
(文=新田 龍/株式会社ヴィベアータ代表取締役、ブラック企業アナリスト)

3: 名刺は切らしておりまして 2015/07/06(月) 12:05:48.84 ID:OidvxJNg.net
実績のない所に発注するな 
以上

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